取次申請行政書士のコラム
とある日の入国管理局 某出張所にて、在留資格変更申請書を提出し、出頭命令書の交付を待つ間ぼけ~っとスマホを操作していると、何やら受付で入国審査官と外国人との間で言い合いが・・・。 耳をそばだてて聞いていると、何やらその外国人、日本人の配偶者等の在留期限の更新のため、入管に出向いたよう。マルチ(数時帰国許可)を受けたはいいが、1年以上本国に帰りっぱなし。子供の世話の為の帰国と主張しているが、審査官はそのことについて理由書を提出しろとの事。隣にいた旦那さんらしき人(この人はもちろん日本人)もかなり困惑気味。 本来「日本人の配偶者等」の在留資格は法律上の婚姻関係の成立はもとより、事実上(一緒に生活する、○○もする、夫婦として共同生活を営む)事で初めて認められる在留資格。 1年以上本国に帰ってたらそりゃないでしょっていうのが入管の立場。その外国人は子供の世話といった人道的な理屈の一点張り。いつまでたっても双方平行線のまま。私はさっさと出頭命令書を受け取り某出張所を後に。 入国審査官の皆様、本当にご苦労様です